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コスモス成年後見サポートサンター会員による後見活動
コスモス会員による後見活動の向上のために コスモス成年後見サポートセンターでは当会員が相談者の皆様に安心して利用していただけるよう下記の取り組みを行っています。 (1)後見人の養成をします 当会員には行政書士としての知見に加え、成年後見人等として必要な知識を入会前に行う研修で学ぶほか、一定期間ごとに法改正や地域の実情や特性に合わせた研修を行っています。 (2)コスモス会員へのしっかりしたバックアップ体制 成年後見人等の受任者へのフォローとして ・会員を対象とした相談窓口の設置 ・業務報告についてのフィードバック体制 ・基本計画等に関する情報共有(各地の取組み、先行事例) (3)コスモス会員による不正防止のための業務管理体制 「コスモスの特徴」 成年後見人等は1年に1度家庭裁判所への報告義務がありますが、コスモス会員においては年4回(3ヶ月に1回)という短いスパンでコスモスへの報告義務を課しています。 ・事務経過記録の確認により、訪問回数やその内容等、身上保護の面をチェックしてます。 ・財産管理の面でも、管理財産に金額でボーダーラインを設けるのでなく、少額でも利益相反について厳しく確認しています。 ・移行型任意後見契約において、本人の判断能力が低下しているにも関わらず任意後見監督人を選任せずに財産管理を続けることが不正の温床となり問題となっているところ、会員が受任者となる場合には、財産管理を 開始して以降は3か月ごとに委任事務の処理状況について報告することを契約書の中に明記することで業務管理を行っています。 「不正防止や不正の早期発見に繋がる仕組み」 ①業務管理の存在自体がひとつの抑止力になります。 ②報告サイクルが短いことで、異変に早く気がつくことを目的としています。 ③提出回数が多いことで、不正隠ぺいの時間を与えないようにしています。